石巻の宿泊は満室で、松島海岸で泊まりました。
美しく、穏やかな海でした。
松島海岸駅も変わらぬ様子でした。
しかし、仙台と石巻を結ぶ仙石線はここまでしか走れません。松島海岸から矢本までの9区間は代行バスでした。
長面(ながつら)地域の百年以上の歴史ある十万本の松林は壊滅です。
歴史あるお寺もすべて、津波にのみこまれてしまいました。
今は跡形もなく、裏山に建てられた津波到達点の石碑が大津波を語っていました。仮設のようなお堂で義理の姉の法事をしました。人が住めなくなったこの地域で、寺の再建は無理です。地域の文化の壊滅です。
本当に伝えたいことは、とても写真にできません。
復興住宅の建設は全く進んでいません。不自由な仮設住宅の生活が続いています。
引き続き、被災地支援の取り組みも広げ、一人ひとりの住まいとなりわいの真の復興を、国の責任で進めることが急がれます。
震災復興、地震、津波、防災対策